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呼吸機能検査の勉強会をしました

COPD(慢性閉塞性肺疾患)や気管支喘息の診断、重症度判定において大切なのが、呼吸機能検査(スパイロメトリー)です。咳が続く方、息苦しさを感じる方、ゼイゼイヒューヒュー音がする方は、気管支喘息やCOPDの疑いがありますので、呼吸機能検査を行います。しらき内科クリニックでは、通常の呼吸機能検査で測定する気管支よりも奥の状態を、モストグラフという機器を用いて調べることができます。また、気管支のアレルギーを反映する呼気一酸化窒素(FeNO)も評価しています。

呼吸機能検査は、呼吸(肺と気管支)の状態を調べる検査として古くから行われてきました。いわゆる肺活量の測定も、この検査に含まれます。呼吸機能検査は、息を大きく吸ったり吐いたりして行いますが、やってみると意外と難しい検査でもあります。タイミングが合わないと、本来の機能を評価できず、実際の数値よりも低い値になってしまうこともあります。

先日、大垣市民病院で長年生理機能検査を担当されていた臨床検査技師の先生に来ていただき、呼吸機能検査のやり方についてアドバイスを頂きました。これにより、声掛けのタイミングや方法を再度確認することができ、大変勉強になりました。

呼吸機能検査は、思いっきり息を吐いたり、吸ったりするので、少ししんどい検査でもあります。少ない回数で正確な値を出すために、私達も勉強して参ります。