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長引く咳について

2020年2月6日

 咳は病院を受診する人の中で最も多い症状だともいわれています。総合病院の呼吸器内科医が、咳が続く期間が長いから他の病気も調べようかなと思うのは、1ヵ月以上続く場合だと思います。診療所・クリニックでは2週間以上続く場合か、あるいは痰などの他の症状もある場合でしょう。

 長引く咳の原因の多くは、風邪を引いた後の咳です。長い方は2ヵ月も続くことがあります。次に多いのが、咳喘息で、こちらはアレルギーによる咳です。基本的には気管支喘息と同じで、症状が咳だけのものを指します(気管支喘息の解説も参考になさって下さい)。風邪を契機に症状が出やすいので、最初は風邪だったのに、途中から咳喘息に切り替わっていることもあります。診断のための検査として呼吸機能検査や呼気一酸化窒素濃度測定などを行っていますが、なかなかはっきりと診断が確定しない病気でもあります。治療は喘息と同じで吸入ステロイド薬が良く効きます。

 この2つの病気以外は頻度が少なくなります。副鼻腔炎(蓄膿症)のある方では咳が多くなりますし、胃酸の逆流(逆流性食道炎)から起こる咳、喉のイガイガ感から咳払いをする喉頭アレルギー、ちょっとした刺激で咳が出てしまう咳過敏性症候群、お薬による咳もあります。

 この他に、やっぱり見落としてはいけないのが、肺癌と結核でしょう。頻度は少ないのですが、ともに怖い病気ですから、この2つはいつも頭の中に入れて診療にあたっています。

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